秋の虫たち

バッタのなかまは畑のまわりや川原など草はらにすんでいます。
丈の高い草原、低い草原、草があまり生えていない川原のような場所など、種類によってすみ分けています。
都会では草はらそのものが少なくなってしまったので、さがすのが難しいかもしれません。
公園の芝地のように短く刈り込まれてしまったところにはあまりいません。
もう一つ大きなグループがキリギリスのなかまで、キリギリス、ウマオイ、クツワムシなど、体がたてに平べったいのが特徴です。
よく茂った草原や木の茂みなどにくらしているものが多いです。
キリギリスは秋の虫というより夏の虫のイメージですね。
肉食のものは前足にとげがあります。
この仲間のもう一つの特徴にひげ(触覚)があります。
キリギリスやコオロギのように主に夜活動するものは、ひげが長く、バッタのように昼活動するものはひげが短いです。
近ごろ都会の夜の喧噪に負けないくらい大きな声で鳴いているのが、アオマツムシ。
コオロギのなかまですが、木の上にいるので、頭上から降るような合唱が聞こえてきます。
外来種で、街路樹や庭木ぞいに分布を広げています。
このアオマツムシがいるところでは他の秋の虫を楽しむどころではありません。
幸いアオマツムシはあまり夜遅くまでは鳴いていないです。

コオロギ

コオロギにとって日本は比較的過ごしやすい土地ですが、真夏や真冬、そして地域によっては適切な生育環境を整えてやらなければなりません。
コオロギの健康を保つ生育環境を整えるには温度・湿度・水分・栄養・清潔・隠れ家の6つが重要なポイントになります。
一般のご家庭でこの温度範囲を保つには注意が必要です。
とくに、真夏に冷房無しで閉め切った室内の温度は40度を越えることもあるので気をつけましょう。
また、コオロギは明るい光を好みません。日陰の通気性の良いところで飼いましょう。
コオロギは多湿を好みます。湿度50%を下回ると乾燥が過ぎて健康を損ねてしまいます。
しかし、あまり湿度が高くなりすぎると有害細菌やカビ、ダニの繁殖の原因となるので気をつけましょう。
完全に密封した容器での飼育はよくありません。
コオロギも人間と同じように水分が必要です。
しかし、水をそのまま与えることは避けてください。
とくに幼く小さいコオロギでは水に浸って溺れて死んでしまいます。 
水分を与える際には、スポンジやミズゴケに水を含ませたものを飼育容器の中に入れてやるなど、直接に水でコオロギが溺れてしまうことの無いように気をつけましょう。
餌が不足するとコオロギたちは共食いを始めてしまいます。
また、栄養が偏ると体に艶が無くなったり、病気に罹りやすくなります。
野菜はコオロギたちの大好物ですが,与えるときには細心の注意が必要です。
最近の野菜はそのほとんどが農薬の影響を受けていて人間には無害かもしれませんがコオロギたちには致命的なダメージを与えることがとても多いです。