カブトムシの幼虫

カブトムシを飼ったことがある人は,たくさんいると思います。
水槽を用意して,中に腐葉土を入れて,のぼったりかくれたりできるように木ぎれを用意たりというように準備をします。
しかし,確実に卵を産ませたいなら,一工夫必要です。というのは,メスは,やわらかい土とかたい土の境目に卵をうむという習性があるからです。
成虫がいなくなったあと,水槽の土を注意深くほりおこしてみると,直径2~3㎜ぐらいの小さい白くて丸いものが目につくことがあります。
これがカブトムシの卵です。
10日ほどで卵がかえり,1齢幼虫になります。
非常に小さいもので,よほど注意しないと見落としてしまいます。
生まれた幼虫は,ひたすらまわりの腐葉土や堆肥を食べ,2回脱皮して,10月頃には3齢幼虫になります。
早く体を大きくして,寒い冬に備えようというのでしょうか。
3齢幼虫で冬越しをして、蛹室という部屋を作ってその中で蛹になります。
自分で幼虫を育てようと思うなら,1~2ヶ月,暗く風通しのよいところに保管してから探すのがよいでしょう。
そうすれば,2~3㎝ぐらいになっていて見つけやすいし,安全に採集することができます。
幼虫を探すときには,新聞紙などの上でできるだけ薄く広げると探しやすくなります。
飼育するときには1つの容器にたくさん入れすぎないようにしてください。

カブトムシ

カブトムシの飼育は、まずカブトムシの寝床や産卵の場となる腐植土を用意します。
最も適したものは朽ち木フレークです。
市販の幼虫マットでOKです。
多少多めに加湿し、乾燥に注意しながら飼育します。
エサはスイカなどの極端に水っぽいものは避け、リンゴやモモが良いでしょう。
市販の昆虫ゼリーはおいしそうに食べますが、自分で調合するのもいいでしょう。
ロイヤルゼリーを混ぜるといいようです。
木にカップが収まる穴を空け固定させる事が大切です。
カップだけだと夜にカブトムシが活発に動いたときにひっくり返してしまい、掃除が大変です。
飼育ケースにあまり多くのカブトムシを入れたり、雄メスのバランスを極端に崩すと、死亡の原因となるので注意します。
9月も終わりに近づくと短命なカブトムシはほとんど死んでしまいますが、飼育ケースはそのまま湿度を保つように、少し穴をあけたビニールをかぶせて暗い場所に保管しましょう。
約1~2ヶ月ほどして飼育ケースをひっくり返してみると、カブトムシの幼虫が出てきます。
それを新しいクヌギマットを敷いた飼育ケースに丁寧に移し替えてください。