ハリガネムシ
ハリガネムシは寄生あるいは自由生活を行う、非常に単純な形態をした動物で、成体は一本の線でしかありません。
まさに針金虫で、体はクチクラに覆われていて、触るとかなり堅めな感触です。ビニールにぱんぱんに水が詰まっている、そういう感じでしょうか。
堅いとはいっても金属みたいな堅さではありません。
体は自由に曲がりますが伸び縮みができません。
ウネウネと動き回るだけです。というかあちこちに曲がったりすると言った方が良いでしょう。
ミミズのように前進したりはしません。
ただもがくだけです。正直いってあまり気分の良いものではありません。
寄生するハリガネムシの宿主はカマキリなどの昆虫で、その体内に寄生しますが、ハリガネムシは水中で産卵するので最終的に宿主から脱出しなければいけません。
例えばカマキリに寄生している種類の場合、宿主が水に接触すると、お尻からでてきます。脱出すると運が良ければ水中に入り、越冬します。
翌年に産卵して死にます。
孵化した幼生はおよそ水を介して宿主にたどりつき、宿主の体内で成長します。
ハリガネムシのすべてが寄生性ではないそうです。
しかしカマドウマや、特にカマキリに寄生しているハリガネムシを見た人が多いとおもいます。
アカムシって?
ユスリカ幼虫というと,金魚のえさや釣りえさとして使われるアカムシを知っている人は多いと思います。
アカムシはユスリカの1種の幼虫で,汚染されたどぶなどに多く見られますが,実はユスリカには非常に多くの種類があり,水のある所ならいたるところにいるといってよいと思います。
どぶにいる種類はアカムシでわかるように赤い色をしていますが,この赤い色素は,酸素の少ない所でちょうど血液のヘモグロビンのように酸素をしっかり保つ働きをしています。
また種類によっていろいろな色のものがいます。
成虫は蚊に似た形で,よく大発生して蚊柱を形成したりしますが,人を刺すことはありません。
ユスリカの幼虫は,河川のような流水域に住むもの,池や湖のような止水域に住むものなどいろいろで,中には海,温泉,地下水に住む種類もいるそうです。
泥の中や付着藻類の間で生活するものもいますが,巣を作ってその中で生活しているものもいます。
主に小さな藻類や泥の中の植物のくずなどを食べています。
ユスリカ幼虫は,魚など大きな生物の餌としてとても重要な生物ですし,住んでいるユスリカの種類を調べることで,その水域の汚染の程度もわかります。
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