アカムシって?
ユスリカ幼虫というと,金魚のえさや釣りえさとして使われるアカムシを知っている人は多いと思います。
アカムシはユスリカの1種の幼虫で,汚染されたどぶなどに多く見られますが,実はユスリカには非常に多くの種類があり,水のある所ならいたるところにいるといってよいと思います。
どぶにいる種類はアカムシでわかるように赤い色をしていますが,この赤い色素は,酸素の少ない所でちょうど血液のヘモグロビンのように酸素をしっかり保つ働きをしています。
また種類によっていろいろな色のものがいます。
成虫は蚊に似た形で,よく大発生して蚊柱を形成したりしますが,人を刺すことはありません。
ユスリカの幼虫は,河川のような流水域に住むもの,池や湖のような止水域に住むものなどいろいろで,中には海,温泉,地下水に住む種類もいるそうです。
泥の中や付着藻類の間で生活するものもいますが,巣を作ってその中で生活しているものもいます。
主に小さな藻類や泥の中の植物のくずなどを食べています。
ユスリカ幼虫は,魚など大きな生物の餌としてとても重要な生物ですし,住んでいるユスリカの種類を調べることで,その水域の汚染の程度もわかります。