昆虫の移り変わり
昆虫は、われわれ人類よりもはるかに昔から地球上に生息していますが、現在見つかっている最も古い昆虫の化石は、スコットランドのデボン紀中期 のトビムシの化石といわれています。
当時の昆虫には、まだ翅をもつものはいなかったようです。
約3億年前の石炭紀になると、翅を持った昆虫が現れます。
鳥類も翼竜もまだ現れておらず、空中という空間を利用できたのは昆虫だけでした。
翅を得たことで、昆虫の移動範囲は広まり、他の生物が利用していなかった環境に進出する事ができました。
その結果、様々な環境に適応した多くの種が生まれ、昆虫の種類は増加しました。
現在ではいくつかの仲間は絶滅していますが、化石からも分かるように、古生代の頃の姿とあまりかわらない姿で、現代に生き続けています。
様々な環境に適応する昆虫は、環境にあった体の構造をしています。
水中でくらす昆虫の仲間にゲンゴロウがいます。ゲンゴロウの後脚には、長い毛があり水中を進むのに適した構造をしています。
水中で息をするために、翅の下に空気をためることが出来ます。
昆虫によって食べる餌もそれぞれ違っています。