スズメバチ
多くのスズメバチはバッタやセミなどの大型の昆虫を餌にしているので、それらの虫がいる自然豊かな環境でないと生息できません。
ところが、キイロスズメバチやコガタスズメバチは、住宅地や公園にも多くいるハエやハナアブなどの小さな虫を空中を飛びながら素早く捕らえることができる名ハンターで、街路樹や家庭菜園のチョウやガの幼虫もうまく探し出して、それらを餌にします。
また、空き缶の飲み残しのジュースや、家庭やレストラン等から搬出される食べ残しの魚肉や鳥肉なども大好物なので、街中でも食べ物には困らず生活範囲を広げています。
どちらの種のスズメバチも女王蜂は朽木の中で越冬します。
また、巣の外被は枯木の樹皮で作られるため、コンクリートだけの環境では生存出来ませんが、街路樹や庭等のある、一般環境では営巣場所にも困らないようです。
ハチの住処でいうと、コガタスズメバチは垣根や庭木の木の枝や家の軒下、モルタル壁などに営巣します。
キイロスズメバチは家の軒下、屋根裏、戸袋、ポスト、床下などのあらゆる空間に営巣します。
スズメバチの巣は大きいものでで直径20~100センチもあり、巣盤全体を外被で覆って球形をしており、乾燥や寒さにもある程度耐えることができます。