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ドクガ

ドクガはドクガ科で日本全国に分布します。
有毒の毛虫として大変有名で、幼虫が育つと体長が25mmほどになり、毒針毛の数も 600万本にも達し、刺されるとチャドクガよりもさらに症状がひどくなります。
幼虫はサクラ・ウメ・バラ・カキをはじめ、多くの広葉樹の葉をはじめ、各種の草花や雑草の葉を食べ、食餌植物は百数十種に及びます。
本種もときどき大発生して問題になりますが、とくに周期性はなく、実害の点では通常前種の方が大きいようです。
また、年1回発生し、成虫は6~7月ころ出現して葉裏に卵塊を生みつけ、間もなく幼虫が孵化します。
幼虫の発育は遅く、集団で生活し、脱皮を繰り返して11月ころまでに 10齢内外の中齢幼虫になって、落ち葉の下などで集団で越冬します。
翌春の新芽のころに活動を再開し、集団で葉を摂食してさらに13~17齢のになって老熟してから集団生活を解消してばらばらで生活するようになります。
被害はこの5~6月ころにもっとも問題です。
一般にドクガ科の幼虫は体色が派手で、背中にハブラシ状や瘤状の毛束があったり、体の前方に長い毛束が角状に突き出していたり、見るからに恐ろしそうな毛虫であることが大きな特長です。
実際にはこれらのうち、刺すのはチャドクガやドクガなど一部の種類だけなのですが、実はこの仲間の毒性にはまだわからない部分があります。