ハリガネムシ
ハリガネムシは寄生あるいは自由生活を行う、非常に単純な形態をした動物で、成体は一本の線でしかありません。
まさに針金虫で、体はクチクラに覆われていて、触るとかなり堅めな感触です。ビニールにぱんぱんに水が詰まっている、そういう感じでしょうか。
堅いとはいっても金属みたいな堅さではありません。
体は自由に曲がりますが伸び縮みができません。
ウネウネと動き回るだけです。というかあちこちに曲がったりすると言った方が良いでしょう。
ミミズのように前進したりはしません。
ただもがくだけです。正直いってあまり気分の良いものではありません。
寄生するハリガネムシの宿主はカマキリなどの昆虫で、その体内に寄生しますが、ハリガネムシは水中で産卵するので最終的に宿主から脱出しなければいけません。
例えばカマキリに寄生している種類の場合、宿主が水に接触すると、お尻からでてきます。脱出すると運が良ければ水中に入り、越冬します。
翌年に産卵して死にます。
孵化した幼生はおよそ水を介して宿主にたどりつき、宿主の体内で成長します。
ハリガネムシのすべてが寄生性ではないそうです。
しかしカマドウマや、特にカマキリに寄生しているハリガネムシを見た人が多いとおもいます。