6本足の昆虫
昆虫とは、とあまり詳しくない人でも脚が6本ある生きもと思い浮かぶのではないですか。
確かに6本の脚をもつものは昆虫ですが、昆虫は全て6本脚かといわれるとそうではないものもいます。
たとえばハエ目ユスリカ科の幼虫は胸部と腹部の端に擬脚と呼ばれる脚のようなものが2対ずつ4本しかないのです。
さらにハエの幼虫ウジムシには全く脚がありません。
また成虫でも、タテハチョウ科の仲間は前脚が退化し、着地や歩行には全く使用されず、4本脚のチョウと言われることがあります。
では昆虫の定義はなんなのでしょうか。
昆虫の体は頭部・胸部・腹部の3つの部分に分かれています。
さらに胸部は前・中・後の3つに分かれていて、脚はそれぞれに1対ずつ、計6本ついています。
胸部には4枚の翅が付いています。
これにも例外があって、双翅目には読んで字のごとく2枚の翅しかありませんし、アリは翅を持ちません。
また、原始的なシミの仲間は全く翅を持ちません。
しかし、例外をあげるときりが無いので昆虫とは体が頭部・胸部・腹部からなり、胸部には節のある脚が3対6本と2対4枚の翅をもつ生きものということです。