テントウムシの種類
テントウムシの仲間は世界で4000種以上、日本にも150種以上いるという。
しかし私たちが目にするのは、ナミテントウとナナホシテントウぐらいなものです。
ところがこのナミテントウ、同じ種類とは思えないほど多様な斑紋をもつ変わり者です。
ナナホシテントウに似た模様から、黒を基調に赤い斑紋をもつもの、はては、無紋のものまでいます。
細かく分類すると50以上の型があるのだそうです。
テントウムシは人気者です。
虫嫌いな女性にとってもテントウムシだけは別らしいです。
テントウムシは「天道虫」すなわち天道を知る虫である。
どう考えても嫌われる虫に付ける名前ではありません。
世界中で愛されている昆虫なのです。何故好かれるのかを考えてみました。
まず、半球のような体型がかわいい。
そして大きさもちょうど良い。
気がつかないほど小さくはなく、威圧感を受けるほど大きくない。
次は色、赤を基調とした色は、縁の多い自然環境ではよく目立つ。
こちょこちょと上の方に登り、その頂点に達するとやおら鞘翅を開いてから飛び立つ動作もかわいい。
テントウムシの多くは、アブラムシなどを食べる肉食です。
つまり人間から見れば益虫です。
このため生物的防除つまり害虫を天敵の昆虫で駆除することにも古くから使われています。
ユーカリの木に大量発生したアブラムシをナミテントウにより駆除して、コアラの食糧を確保したという多摩動物園の面白い例も紹介されています。