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昆虫の身の守り方

原野に暮らす生き物たちは外敵から自分の身を守るためにさまざまな方法を使います。
小さくて弱いアブラムシはアリの仲間を使います。
アリが甘い物を好む習性を利用したものです。
おなかの先から出す甘いみつでアリを呼び寄せ、テントウムシおいはらってもらいます。
アリは甘いみつを出してくれるアブラムシに近付く昆虫をおいはらいますが、不思議なことにアブラムシを襲って食べることはありません。
この様子はアリがアブラムシを飼育しているようにも見えます。
 テントウムシも野鳥などの外敵から身を守る必要があります。
テントウムシは捕まると苦くて独特のにおいのする黄色い体液を出します。
背中の模様を見せることでまずい虫であることを知らせているのだと考えられています。
この体液は主にテントウムシの脚の関節から出されますが、味やにおいだけではなく脊椎動物にとって有毒な物質を含んでおり、防御効果はてきめんです。
原野では常に食べる、食べられるという生き物たちの関係があり、その巧みな関係は小さな虫たちの世界によく見られることができます。