子供に人気のナナホシテントウ
テントウムシは、誰もが知っている最も身近な虫です。
春先によく見かけるナナホシテントウは、絵本などにもよく出てきますので、子供が最初に覚える虫の一つではないでしょうか。
詳しい人ならば、テントウムシは農作物などの害虫であるアブラムシを食べる益虫であることもご存じだと思います 。
樹木類にはカイガラムシと呼ばれる害虫がつきます。
庭木などに、硬い殻で覆われたカイガラムシがびっしりこびりついてしまい、排泄物に生えたカビで周りの葉が黒く汚れたり、枝ごと枯れてしまった経験を持つ人もいると思います。
なかでもタマカイガラムシは大型で殻も硬く、庭先の梅で大発生しているのをよく見かけます。
しかしこんなカイガラムシを専門的に食べるテントウムシがいることは意外と知られていません。
このテントウムシはアカホシテントウと呼ばれ、少し大型で、黒地に赤い縦長の斑紋があります。
蛹は毛虫のような不気味な姿をしており、時々樹上で群生するので、害虫ではないかと驚かれる事もあります。
うどんこ病菌は、様々な植物を加害するカビの仲間です。
今頃の季節には、カボチャやキュウリの葉が白い粉を吹いたようになっているのをよく見かけますが、これがうどんこ病です。
このうどんこ病のカビを食べるのがキイロテントウです。キイロテントウは体長5mm程度の小型のテントウムシで、美しいレモン色をしているので、すぐに分かります。どこにでもいる虫なのですが、意外と知られていないようです。