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古代のトンボ

トンボの仲間がいつごろからいたのか、実はいろいろな考え方がいろいろあって、よくわかっていません。
いままで見つかっているいちばん古いトンボ目の化石は古生代二畳紀初期(約3億数千年前)の時代から発見されています。
トンボはゴキブリと同じくらい古くからいる昆虫なのです。
この二畳紀に発見されたトンボは、イトトンボの仲間です。
いま生きているトンボたちは、みなこのイトトンボの仲間の子孫であると考えられています。
これより古い時代の古生代石炭紀(約3憶5400万年前から2憶9000万年前)の後期には、トンボによく似た生き物の化石が見つかっています。
トンボに似ていますが、翅(はね)の形がかんたんで、いまいるトンボより飛ぶのがうまくなかったようです。
また、お腹もトンボのように細くなってはいません。
これらのトンボに似た生きものたちは、原トンボ目という別のグループにまとめられています。
この原トンボ目にはかつて地球上に現れた最大の昆虫として有名な、ハネを拡げた大きさが70cmのメガネウラ・モニイと言うフランスで化石が発見された昆虫です。
はねを拡げた大きさが75cmにもなるメガネウロプシス・アメリカーナと言うアメリカで発見された昆虫などがいます。
よく恐竜の図鑑を見ると、恐竜と一緒にトンボの絵がかかれていますが、それがこの仲間です。