日本のホタル
日本には何種類ものホタルがいますが、成虫が発光するものは少なく、ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルの3種類がいますが、一番光の強い種は良く知られたゲンジボタルです。
ゲンジボタルは5月下旬から6月上旬にかけて成虫となりますが、成虫の寿命は短く10日間ほどです。成虫は夜8時頃から活動を始め、オスはメスを探して、発光しながらよく飛びますが、メスはあまり飛びません。
光の交信で、気に入ったオスとメスが出会うと交尾し、交尾を終えたメスは水辺のコケなどに卵を産み付けます。
この間何も食べずに夜間行動して一生を終えます。
コケなどに産み付けられた卵は体長1mmほどの小さな幼虫になります。
フ化した幼虫はすぐに水に入り水中生活を始めます。
幼虫のエサはカワニナという淡水巻貝で、自分の体に合った大きさのカワニナを食べて成長するのです。
成長した幼虫は川岸に集まり、夜になると点滅しながら、上陸のチャンスを待ちます。
幼虫は、湿った土にもぐりこみ、土の部屋を作ってサナギになります。
サナギになってから40日ほどで成虫になるのです。